2020年05月13日

肩こりの話


「肩がこる」というのは夏目漱石がつくった
造語らしい。
夏目漱石の小説「門」の中で「指で押してみる
と首と肩の継ぎ目の少し背中へと寄った局部が
石のように凝っていた。」とある。

katakori_woman.png

この部分とは関西では「ケンビキ」っていう
ところだね。
(ちなみにケンビキは東京の人には通じなかった)

それまでは特に肩がこるなどの表現はなかった
そうです。

よくある話。
美容院へ行くと「肩こってますね〜」って言い
ながら美容師の先生が肩をもみもみ。
・・・でも自分的には肩こりなんか自覚したこ
とないんだけど?

当院へ来られた方でも
肩や首周辺の状態を検査していると
「先生、わたし肩こってますか?」
と言われる方がよくおられます。
「えっ?自覚症状は?」と聞けば
「全然ないけど・・・」と言って美容院での会話
が出ます。

腰痛も何もないのに腰を触られて「腰痛ですね」
って言われたらこいつバカか?って思いますよね?
何で肩こりはそうではないのでしょうか??

肩こってますね〜は
「毎日、頑張ってますね」
「大変ですね〜あなたはエライ」
と同じ意味を持つ「ねぎらい」の言葉なのかな?

原因はたくさんあって同じ姿勢を続けると筋肉が
ゴリゴリになる【構造変性による疼痛知覚】が
一番多いだろう。
筋力の低下、老化、冷え、内臓機能低下などなど。

でもね「肩カチカチにこってますね」を毎回言わ
れるとそれが肩こりの原因になることも多いので
やめましょう。

いわゆる脳への刷り込み。
お母さんが毎日「肩がこる」を連発していると小学生
の娘さんが肩こりになる例は山ほどあります。
(ちなみに母と息子さんでは肩こり連鎖はない)

痛みなどは当の本人にしか感じることができません
が人は痛がっている人を見ると、見ている人の脳で
も痛みを感じる回路が活性化します。
相手の痛みを我が身の痛みとして脳は感じてしまうの
と同じ理屈かも。

肩こり解消方法は
睡眠をしっかりとる
体を冷やさない
ストレスをためない
腹八分
軽い運動
TVは見ない
スマホも見過ぎない

これらが出来ないならお近くの肩こりが得意な
整体やカイロプラクティックをご利用ください。





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posted by koudou at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康
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