2014年10月03日

フォルトゥナの瞳


主人公の木山慎一郎は或る日「死期が迫る程にその人間が透けて見える」特殊能力に気が付く。
そして何人かの命を不慮の事故から救う。そして同じ能力を持つ人間と出会うことで自分の
運命も変わっていくストーリー。

百田尚樹さんの本は好きで、いつも1ページ目から引き込まれるが今回は、死期が迫る人間
が透けて見える・・・この設定が何故か幼稚に思えて、いつものワクワク感がないまま読み進めた。

木山慎一郎の気弱で優柔不断な性格にも苛立ちを感じた。
話の流れも、いきなり中断されモヤモヤした感情が残った・・・えっ「なんで?」それから、
どうなったの?どうしてそうなったの?・・・続きを書いて下さい。。そう思うこと数回。

それは自分で想像した方がいいのかなぁ。

駅で出会った同じ能力をもつ黒川に「他人の人生に関わるな」と忠告を受ける。
その理由も木山は教えてもらう、それを考えると、最後に木山慎一郎が行ったことは本当に正しかった
のかと疑問も湧く。


エピローグでの話が強すぎて、読み終えた後に百田氏の本を読んだ後の、いつもの余韻はなかった。
けど、自分の人生は自分だけのものではない事。命は限られている事などなど後々考えてしまった。

ノックアウトはなかったけどボディーブローが段々と効いてくる作品でした。
そういう意味では余韻をたっぷり楽しめるかも。

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posted by koudou at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍のご紹介
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